DENON×清 竜人25 SPECIAL INTERVIEW

「LOVE & WIFE & PEACE♡」は2ndアルバムへのひとつの方向性を示す楽曲

– 「LOVE & WIFE & PEACE♡」はこれまでの楽曲とは違ったハートフルなイメージのナンバーですが、どういったコンセプトがあったのでしょうか?

清 竜人 : 今回はタイアップソングとして、下着メーカーのワコールさんとコラボレーションして作ることになったので、商品のイメージを清 竜人25というグル―プで一夫多妻制というキーワードに落とし込んで歌詞を書いたんです。サウンド的には、もともと25での1stシングルの「Will♡You♡Marry♡Me?」をアレンジしてくれたダンスマンと再度タッグを組んで作りました。1stアルバムの『PROPOSE』まではアイドルものということを意識して、BPMが高い曲が多かったので、そこは逸脱してミドルテンポにしつつも、跳ねるようなブラックなテイストを入れて、イントロダクションとアウトロに関してはビートルズっぽくしたいという話をしましたね。『PROPOSE』を出してからは初めてのシングルだったので、そのあと作るであろう2ndアルバムへのひとつの方向を示せるような楽曲になればいいなと思っています。


– ルーツロックでないにしろ、ロックのスタンダード的なアレンジに持っていこうと?

清 竜人 : そうですね。あとダンスマンはもともとソウルバンドのベーシストなので、ベースラインはいままで手掛けていただいた楽曲もそうですが、スラップが入ってくるだろうなというのは予想していました。下地はソウルフルなものにしたいと思って彼(ダンスマン)に依頼をしたのがあって。そこに対して、歪みのギターだったり、ロックなアプローチを加えて、クロスオーバー的なものは狙った気がしますね。


– 清 竜人25の楽曲はリリースの度に、いろいろな表情があると思うのですが、そこはその都度、コンセプチャルな形で決めているのでしょうか?

清 竜人 : このグループの楽曲に関しては音源というよりは、ステージでのパフォーマンスだったり、ミュージックビデオだったりの画的なものイメージを優先して制作することが多いんです。画を優先してサウンドを落とし込んでいく制作スタイルなので、“こういう画が足りない”という画のバリエーションを増やしていく必要性から自然と楽曲のバリエーションも増えていく感じです。


– 「LOVE & WIFE & PEACE♡」も画のバリエーションから?

清 竜人 : そうですね。この楽曲(「LOVE & WIFE & PEACE♡」)は下着メーカーと絡むということで、一夫多妻制=ヒッピームーブメントというキーワードが浮かんだので、そういったイメージを踏襲しつつ、画もそうですけど、サウンドもカウンターカルチャーを意識しつつ、落とし込めたらいいなと思って作りましたね。


– 竜人さんが思うヒッピームーブメントって?

清 竜人 :ケルアックの「オン・ザ・ロード」だったり、ビートジェネレーションの時代がぱっと浮かびますね。もちろん僕はリアルタイムで通ってきているわけではないですけど。サウンドとしても、ヒッピーって括っても結構バリエーションはあると思うので、画的なイメージを優先して、そこに沿うようなテイストにしたつもりです。


– ミュージックビデオで観られるカントリータッチなイメージも最初から?

清 竜人 : ビジュアルイメージや夫人たちの衣装はサイケデリックにしたいなと思って作ったんですけど、ヒッピーなのでコミューン感も出したいと。僕ら7人でひとつの村で生活しているというイメージを演出するために、馬だったり、楽器だったり、音楽だったり、いろいろなカルチャーを含めて、そこですべてが成立してる、ある種牧歌的なテイストも入れつつ作れたら面白いなって。



– そのヒッピームーブメントを意識した「LOVE & WIFE & PEACE♡」のミュージックビデオですが撮影時のエピソードなどありますか?

咲乃(第1夫人) : 真冬に山の中で撮ったんですけど衣装が薄くて…(笑)土もめちゃ凍っていて、動物の糞とかもいっしょに凍っていて、みんなで踏みながら、動物もわいわいして野生的な撮影でした。


桃花(第2夫人) : 動物と子どもと友だちになって一日中、ずっと一緒に遊んでいました。それに、ヒツジに乗りましたよ。


– ヒツジに乗った?

桃花 : あ、襲われました(笑)。タックルされて、ちょうど私の股の間に入ってきて…。それがいい思い出でした。


亜美(第3夫人) : いままでのミュージックビデオってストーリー性があるものが多かったんです。でも今回は自由に遊んでいるシーンが多くて、私たちの素の仲のよさが出ている気がします。


– 今回はストーリー性を追わなかったということですか?

清 竜人 : 意識してそういうもの(ストーリー性)を排除したというか、いままでのミュージックビデオはアイドルグループの慣習に倣って、ダンスシーンを入れたりしていたんですけど、今回は排除しました。『PROPOSE』までは自己紹介という意味合いもあったので、上手くアイドルシーンとクロスオーバーしたくて、あえてわかりやすいモノを作っていたんです。『PROPOSE』を出して、一度、そこは消化できたので、それ以降は自由に作ってもいいのかなって。


– 少しミュージックビデオの話から外れますが、そうなると、これからはアイドルの慣例に従ったものではなく、もっとオリジナリティを出していくということでしょうか?

清 竜人 : リスナーが聴いて、その違いを大きく感じるかどうかは別として、制作側からすると、特に音楽的には『PROPOSE』までとは何かしら違うアプローチはしていきたい。変な言い方をすると『PROPOSE』までは画的なモノを最優先していて、音楽性は二の次みたない面もあったんですが、2ndアルバムではもう少し音楽的に作っていきたいと思っています。



– なるほど。それでは引き続き、ミュージックビデオ撮影時のエピソードに。

美咲(第4夫人) : 私は小さい子が大好きなんです。今回の撮影で「Will♡You♡Marry♡Me?」のミュージックビデオ以来に、小さな子たちと共演したので、すごいはしゃぎました! しゃぼん玉をしたり、ヒールなのに足をくじきながらも鬼ごっこしたり…。次の日、腕が筋肉痛で上がらなくなるくらい子どもをだっこして遊びました。



可恩(第6夫人): いちばん最後にドローンで撮影をしたんですけど、それがミュージックビデオに1秒も使われなかった…。


– ちゃんと撮影したんですよね?

可恩 : しましたよ! 陽が沈むまでに撮らなきゃって、最後の力を振り絞って、みんなではしゃいだんです。スタッフさんもすごい大変だったのに。使われなかったのが面白かったです。個人的には、いちばん最初のシーンで、竜人くんがラップをしながら出てきて、板を倒したら、みんなが後ろにいるシーンがあるんです。そのとき、板を倒すのを一回失敗して、私の鼻を板がかすったんですよ。低い鼻がもっと低くなると思いました…。


– 鼻が低かったおかげでケガをせずに済んだという可能性も?

可恩 : 笑。たぶん咲乃ちゃんだったら危なかったかもしれない。


– ドローンを使ったシーンはどうして使われなかったんでしょう?

清 竜人 : 実はドローンはウチのスタッフの私物で、いちおう撮っておこうってことで。でも監督は最初から使うつもりはなかったんじゃないかな(笑)。

夫人一同 : えー!かわいそう。

優華(第7夫人) : 撮影のとき、ヒツジさんがたくさんいたんですけど、動きが予想不可能で。撮影のためにヒツジを集めるんですけど、最初の冒頭部分のところで、竜人さんから順番で、第1夫人からソロショットを撮るシーンがあって、ヒツジの中に入って撮影するんですけど、1匹が逃げちゃうと、他のヒツジもつられて、みんな逃げていってしまうので、それが大変でした。

清 竜人 : 意識したわけじゃないですけど、ニック・パークというアニメーション作家の「ウォレスとグルミット」にまさにそういう話があって…。ヒツジがたくさん出てきて、(ヒツジに)人が運ばれていってしまうみたいな。まさに桃花がそういう感じになっていて。

桃花 : あれは衝撃的だったです。

清 竜人 :「ウォレスとグルミット」はとても好きな作品なんですけど、内心、すごいオマージュみたいになってるなって。


4月9日には初のホールワンマンとなる中野サンプラザ公演が控えている清 竜人25。すでにソールドアウトになっている本公演、初のデュエットソングなど、見どころも多いという本公演に対する思いとは?


– 4月9日に中野サンプラザでのライブも控えていますね

清 竜人 : ホールでのワンマンになるので、単純にステージ最後列からの距離も違いますし、ステージの大きさに見合ったパフォーマンスにしないとお客さんも喜んでくれないなと思うので、ライブハウスで観せるパフォーマンスとは違うものにしようかなと思案しています。


– ホールならではの?

清 竜人 : そうですね。あとセットリストも含めて、何かしらホールコンサートにマッチしたものにしていきたいです。


咲乃 : この前、(中野サンプラザ)を見学に行ったんですけど、お客さんの席の方が(ステージより)大きくてびっくりしました。ここにお客さんが入ったら威圧感すごいんだろうなって。ステージに立ったらヤバいなって思いましたけど、いつもどおり頑張りたいと思います。ふだんより演ることも覚えることもたくさんあるので心配です。私、けっこう間違えてしまうので。

桃花 : 自分のできることを頑張ろうって。確かにいろいろと盛りだくさんで、どうなっていくかもわからないので、自分のできることを頑張ろうって。


– まだ実感がない?

桃花 : 徐々に実感しています。それこそデュエットソングもありますし、(サンプラザの)リハーサルも始まっているので、不安な気持ちはあるけど、それよりは楽しみな気持ちの方が大きいです。

亜美 : 今回はデュエットソングもあるし、いつもより広いステージにふたりで立たなくちゃいけないと思うと、客席もそうだし、ステージの広さに負けないようにしないとって。いままでライブを重ねてきた中で自分たちが作り上げてきたものには自信もあるので、緊張し過ぎず、楽しんでやっていけたらいいな。

美咲 : 竜人くんが言ったようにホールって、(いつも演っている)ライブハウスより(客席までの)距離が遠いので、ライハウスだとお客さんの顔を見て安心できる面もあるけど、ホールだと“いつもと違うって”緊張しちゃうかもって。いつも通りの力を発揮するために度胸というか、なんだろう…気持ちの面でやってやるぞ!っ意識がないとダメダメなステージになってしまうんで。

可恩 : 初のホールワンマンだし、みんな緊張していないように見えて、実は不安な面もたくさんあると思います。(清 竜人25は)初舞台から大きい会場で演っているので、場慣れという部分では大丈夫かなって。それでも(中野サンプラザは)規模が違うので不安です。あとは、何がいちばん不安かって、私、すごい花粉症なので鼻がやばいんですよ、薬飲んでもピンチなので…。4月9日に花粉症のコンディションがいまいちばん心配です。

優華 : 中野サンプラザって本当に広いので、いつものライブより疲れると思うし、長い時間になるので、体力作りもしなくちゃいけないなって。それにデュエットソングも初なので、ふたりでステージに立ったときに、大きく観せれるようにならないと、遠くの人には地味な感じに写ってしまうので、そこを意識してやっていけたら。


今回、DENONのサポートを受けて、撮影時の装着をはじめ、あらかじめ同社のヘッドホンAH-MM400と、AH-MM200を清 竜人25のメンバーに体験してもらった。それを踏まえて、ヘッドホンに関すること、ふだんのリスニングなどについて話を聞いた。


– 竜人さんは楽曲制作では、どんなヘッドホンを使っているんでしょう?

清 竜人  : ふだんはbeyerdynamicのヘッドホンをモニターとして使っています。もともと知人に進められて、試聴したら気に入って。いろいろ試してみた中で“俯瞰で音が聴けるな”という印象があったんです。モニターとして非常に勝手がよくて、全体的にどこかを派手にしているとか、ヘッドホン自体に演出をしているところがないので、制作には向いていますね。AH-MM400もこれから試していきたいです。


– ヘッドホンのどういった部分を気にされます?

清 竜人 : 僕は歌モノを制作することが多いので、歌がどういう風に聴こえるか? 特に女性の歌モノだと、“ハイの部分がどういう風に聴こえるか”や、“全体のオケの中で歌をしっかり確認できるか”などは僕がヘッドホンを選ぶときに、重きを置いている部分ですね。


– 夫人のみなさんは、ふだん音楽をどんな風に聴いていますか?

咲乃 : 私、ヘッドホンははじめてで、今回DENONの(AH-MM200)を使って、びっくりしました。全然違うって。いつも移動中にイヤホンで音楽を聴いたりはするんですけど、(AH-MM200は)音がいいのもそうですけど、全然音漏れがしてないっていうのがすごくて、感動しました。

桃花 : 私、ふだんはヘッドホンもイヤホンも持ち歩かないんですよ。高校生の頃からずっとヘッドホンは持っているけど、首にかけているだけ…(笑)。これには理由があって、イヤホンもヘッドホンも、いつも右だけ聴こえなくしちゃうんですよ。扱いが雑で聴こえなくなっちゃう。だから外に持ち出さないようにしてるんです(笑)。家ではスピーカーで音楽を聴くことが多いです。でもお母さんが電話をしてるときは、(お母さんの話声が大きいので)ヘッドホンを使うんです。

亜美 : いつもはイヤホンを使っているんです。ヘッドホンって音漏れするイメージがずっとあって、避けていたんですけど、(AH-MM200は)音漏れが全然しないことに、みんなでびっくりして感動しました。

美咲 : 私は密閉型のイヤホンが好きです。なぜなら、すごい大音量で音楽を聴くんです。電車だったり、移動中に聴くことが多いので、密閉型でないとまわりに迷惑をかけちゃって。

清 竜人 : 去年、(美咲の)誕生日にヘッドホンあげたよね?

美咲 : 聞いてくださいよ! ふつうは(ヘッドホンって)スマホとでもか使えるじゃないですか? もらったヘッドホンは使えないんですよ。もらった瞬間に、これ、いま使えないって…ふたを閉めました。

清 竜人 : 使えないことはないよ。けっこういいのあげたんだけどな…

※どうやら、プレゼントしたヘッドホンはプラグが6.3mmの標準プラグだったため、スマホのイヤホンジャックに直接挿せなかったらしい。


美咲 : 変換プラグ買ってくる。でもどこで使えばいいのかな? お家とか?

清 竜人 : それこそ、仕事で音楽をしているんだから、(レコーディングで)プレイバックするときとか(笑)。今日からはDENON使ってください。

可恩 : 私、移動中はけっこうイヤホンが多いですね。つい見た目で選んじゃう。ヴィレバンとかで、おしゃれなヘッドホンとかショーケースに入っているじゃないですか? 音は二の次で、ひとめぼれしたものを選んじゃうんです。みんなも言っているけど、このヘッドホン(AH-MM200)は本当に音漏れがしないし、それにヘッドホンって長い時間していると耳が痛くなっちゃうけど、これはふわふわでいいですよ。私、名前が可恩なんで、(DENONのヘッドホンが)他人の気がしないです。

優華 : 私はふだんからヘッドホン派です。家でもごっついヘッドホン使っていて、音楽を聴くときや映画を観るときは基本ヘッドホンです。音が、なんだろう…ダイナミックな感じじゃなくて、そのままの音が聴けるようなものが好きです。私、ヘッドホンを付けるとすぐに耳が痛くなりやすいですけど、これ(AH-MM200)は、耳の部分がやわらかくて使いやすそうだなって。

清 竜人 : (夫人たちは)きっとMP3をなおかつ劣悪な環境で聴いていると思うんですよ。それこそ、ハイレゾをちゃんとした環境で聴けば、この(清 竜人25)楽曲でもぜんぜん違う風に聴こえると思うので、そういう経験はどこかで一度させてあげたいですね!

夫人一同 : したい、したい!



清 竜人25

プロデューサー兼メンバーの清 竜人に加え、竜人の妻である清 咲乃、清 桃花、清 亜美、清 美咲、清 菜月、清 可恩による一夫多妻制アイドルユニット。

一緒に歌い踊り、パフォーマンスを繰り広げる、アイドルの固定概念を覆すまったく新しいパフォーマンスと完成度の高い、多彩なカラーを持つ楽曲で注目を集める。

清 竜人25 オフィシャルサイト:http://www.kiyoshiryujin.com/25/



DENON HEADPHONE AH-MM200

DENONのヘッドホンシリーズの中で最小、最軽量のモデルながらサイズを超えたワイドレンジかつダイナミックなサウンドを再現。インタビュー中で夫人たちの多くが口にした“耳が痛くならない”装着感は、日本のサプライヤーと共にDENONが開発した人工皮革のイヤーパッドによるもの。心地よい肌触りと加水分解しずらく摩耗スピードも遅い。

●形式 / オンイヤー、ダイナミック、密閉型●ドライバー径 / 30mm●振動板 / トリプル・レイヤードPET●マグネット/ ネオジウム・マグネット●インピーダンス / 36Ω●感度 / 99 dB / mW●最大入力 / 1,000 mW●周波数特性 / 10 – 25,000 Hz●質量 / 130 g



楽器等(リッケンバッカー330やコンポーネント系ギターやベースに使われる)に使われるウォルナット材を使用したイヤーカップは、形状、厚み、仕上げなど、最高の音質になるように調整。加えて40mmフリーエッジ・カーボン/ペーパーコンポジット振動板とネオジウムマグネットによる新開発ドライバーを搭載したプレミアムヘッドホン。

●形式 / オーバーイヤー、ダイナミック、密閉型●ドライバー径 / 40mm●振動板 / 32Ω●マグネット/ ネオジウム・マグネット●インピーダンス / 32Ω●感度 / 96 dB / mW●最大入力 / 1,000 mW● 周波数特性 / 10 – 40,000 Hz●質量 / 310 g

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