【HEADPHONE TALK】ヘッドフォンは自分が今どういうタッチで弾いているかが、わかるものでないとダメなんです。/ 沖仁

ギタリストとして数多くのレコーディングに参加している沖仁さん。通常のリスニングとはまた違った側面でのヘッドフォンのあり方についてお話を聞きました。

--普段ヘッドフォンはお使いになられますか? 

沖:ヘッドフォンは定番ですが、ソニーのMDR-CD900STを使っています。どこのレコーディングスタジオにも置いてあるので、自宅の作業用にも同じ方が良いだろうと思って使っています。エンジニアさんも含め、みなさんと音の環境を揃えれば、ギャップもないだろうと。もちろん長時間装着をしていても疲れないし、いろいろと試したわけではないけど、定番になるだけのことはあるなと。


--音楽やプレイのスタイルも含めて聞こえて欲しいポイントのようなものはあるでしょうか?

 沖:本当はもっと音漏れして欲しいんですよ。というか自分が弾いている生の音が聞きたいんです。多くのヘッドフォンは性能のよい密閉式が多いので、リスニングには素晴らしいと思うのですが、レコーディングとなると生の音が全然聞こえなくなってしまうので、僕としは全然ダメなんです。自分がどういうタッチの強さで弾いているかもわからなくなってしまうし、ダイナミクスは命なので。そういう意味では(MDR−CD900ST)はほどよく外の音が聞こえてくれるので使えます。本当はもっと密閉度が低くてもいいくらい。僕もそうですけど、バイオリンの人なども片耳を外してレコーディングしたり、苦労しているみたいですよ。僕の場合はあえて、苦肉の策でi-phoneの付属の密閉度の低いイヤフォンで試したりもしましたから。あれだと、ちょっと低音が足りないんですけど(笑)。


▲沖仁さんが普段愛用しているSONY MDR-CD900ST

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 --ご自宅のリスニングではいかがでしょう?

 沖:車で音楽を聴くことが多いのですが、自宅ではBGM的にスピーカーから音を出しています。プライベトのスペースにはターンテーブルもあって、こだわったオーディオシステムもあるのですが。時間があまりなくて、そこでじっくり音楽を楽しむことが少なくて残念です。自宅でレコーディングもしているのでスタジオ用のモニターなどもありますね。あとはイヤフォンを散歩や移動のときに使っています。


 --こちらのイヤフォンは?

 沖:これはSONYのMDR-NC33です。同じものの二代目になります。最初に買ったときは6年くらい前だったんですけど、レビューなどを読んで購入しました。それまでは鼓膜に圧迫感があるような気がしてカナル式はちょっと敬遠していたんです。でもこれは装着感も悪くなかったし、低音も出過ぎていなかったので購入しました。音も気に入っていてノイズキャンセル機能もあるので使っています。実は違うものも試してみようと思いましたが、最近はイヤフォンもたくさん機種があり過ぎて、どれにしていいかわからなくなってしまって(笑)。実はいま Bluetoothのイヤフォンに興味があって迷っています! 

Clásico[クラシコ] / 沖仁 VICL-64793

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